ヨガを行う際に、ヨガマットやヨガウェアは欠かせないアイテムですよね。ここでは、おすすめのヨガアイテムをご紹介!ヨガマットブランドの比較や選び方はもちろん、各素材の紹介、人気ブランドの一覧、そしてお手入れ方法などを徹底解説していきます。しっかりとヨガの準備を整えた後は、心地よい環境で心と体を整える時間を過ごしましょう。
ヨガを始めたいと考えても、まずヨガマットやヨガウェアなどを揃えなければなりません。ヨガスタジオで、レンタルが行われていることもあり。最初は問題はありません。しかし、自分のヨガマットやヨガウェアを準備していないと、継続することが困難に。そこで、ここではヨガマットやヨガウェアの選び方について徹底解説していきます。
ヨガマットの選び方
初心者のヨガマット選びで重要なのは、主に3点。グリップ力、クッション性、価格の3つです。
グリップ力
グリップ力とは、滑りにくさのこと。ヨガでは、主に体幹を鍛えるトレーニングが行われるため、通常よりもバランスの悪い姿勢を維持しなければなりません。この時、マットが滑りやすいと、うまく力を入れることができず、いっきにバランスを崩してしまう恐れがあります。そのため、ヨガマットを選ぶ際は、グリップ力の強いヨガマットがおすすめです。
クッション性
クッション性は、身体への負荷を和らげる役割があります。ヨガマットには、薄いマット(1~2mm)、標準的な厚さ(3~5mm)、厚いマット(6~12mm)があり、厚さによって、それぞれメリット・デメリットがあります。
- 1~2mm程の薄いヨガマット
薄いマット(1~2mm)は携帯性に優れ、旅行や出張などの外出時の持ち運びに適しています。その反面、フローリングなどの硬い床での使用にはあまり適しません。 - 3~5mm程の標準的な厚さ
標準的な厚さ(3~5mm)のマットはグリップ力とクッション性のバランスが取れており、一般的な用途に適しています。 - 6~12mm程の厚いマット
厚いマット(6~12mm)クッション性と安定感が高い反面、持ち運びには適しません。自宅でヨガを楽したいという方におすすめのヨガマットです。
価格
ヨガマットは大体、2~3年程度の耐久力があります。使っていくうちに、クタクタの状態が目立ち、だんだんグリップ力やクッション性が無くなっていきます。ヨガマットの価格を考える際は、2~3年の寿命であると同時に、使う頻度を念頭に入れながら購入を検討しましょう。初心者向けのヨガマットは、一般的に5,000円から10,000円程度で購入できます。特に用途がなければ、5,000円程度の比較的安価なヨガマットの購入がおすすめです。
ヨガブランド一覧
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Manduka(マンドゥカ)
- Manduka(マンドゥカ)は、ヨガマットの高品質ブランドとして知られています。環境に配慮した素材の使用と長持ちする耐久性が特徴です。とりわけ「PROシリーズ」のヨガマットは、非常に耐久性があり、一生使用できると評されるほど。さらに、マンドゥカはデザイン性と機能性を兼ね備えた製品を提供。ヨガを実践する人々に信頼されるブランドです。
- B YOGA(ビーヨガ)はカナダ発祥のヨガマットブランドで、高い耐久性と環境へ配慮した点が特徴です。特に、B MAT(ビーマット)は天然ゴムを使用しており、グリップ力とクッション性に優れています。また、ビーヨガの製品はエコフレンドリーな素材選びと持続可能な生産プロセスに注力。ヨガマットだけでなくアクセサリーも含めて環境に優しい製品を提供しています。そのため、環境を意識する女性ヨガーに好評です。
- Hugger Mugger(ハガーマガー)はアメリカのヨガブランドで、質の良いヨガマットで知られています。ハガーマガーは耐久性と機能性を重視した製品を提供し、ヨガ愛好家やインストラクターから高い評価を受けています。製品は、ヨガの実践をサポートし、さまざまなヨガスタイルやポーズに適応できるよう設計されています。また、エコフレンドリーな素材の使用にも注力しています。
- Tatami Yoga(畳ヨガ)は、日本の畳を使用したヨガマットを提供するヨガブランドです。ヨガマットには、い草を使用し、ヨガの実践に心地よい自然な要素を加えます。畳ヨガマットは、持続可能な素材を使用し、日本の職人によって製造。ユーザーはヨガの練習中に畳の文化的背景と環境への配慮を感じることができます。
- easyoga(イージーヨガ)は台湾発のヨガブランド。特にヨガウェアとヨガマットで知られています。ファッショナブルで機能性に優れたデザインが特徴です。イージーヨガの製品は、快適さとスタイルを重視しており、多様なカラーとデザインが用意されています。また、環境に優しい素材を使用した製品も展開。現代のヨガ愛好家のニーズに応える幅広い製品ラインナップを提供しています。
- 日本のヨガウェアブランドといえば、Suria(スリア)が挙げられます。主に女性向けのスタイリッシュで機能的なヨガウェアを提供しています。他のヨガブランドとの違いは、ファッション性と機能性のバランスにあります。スリアの製品は、ヨガの動きをサポートする機能性を持ちながら、日常でも着用できるおしゃれなデザインが特徴。生地の質感や着心地にもこだわり、ヨガをする方へ身体的な動きと精神的な安らぎをサポートします。
- Yoga Design Lab(ヨガデザインラボ)は、名前の通り、デザインに重点を置いているヨガブランドです。ヨガマットやヨガ関連アイテムは、鮮やかな色使いで知られ、ヨガの練習を一層美的なものへ変えるでしょう。エコフレンドリーな素材を使用しており、スタイリッシュながらも持続可能性に配慮している点もポイントの1つ。ヨガデザインラボは、機能性とデザイン性を兼ね備えたヨガアクセサリーを求める人々に選ばれています。
- StyleBoatMarket(スタイルボートマーケット)は、生活に溶け込むユニークなデザインで注目を集めるヨガブランドです。ヨガマットをはじめ、グランピングマットなど、日常生活に寄り添うアイテムを展開。特に、リビングにも調和するデザイン性を持ったヨガマットは、実用性はもちろん、インテリアとしての魅力も兼ね備えており、ヨガのある暮らしを提案しています。
B YOGA(ビーヨガ)
Hugger Mugger(ハガーマガー)
Tatami Yoga(畳ヨガ)
easyoga(イージーヨガ)
Suria(スリア)
Yoga Design Lab(ヨガデザインラボ)
StyleBoatMarket(スタイルボートマーケット)
ヨガマットのお手入れ方法
ヨガマットは抗菌機能がついているマットもありますが、使用後は毎回お手入れするようにしてください。その際、水洗いできるかどうかをチェックしましょう。各素材の特徴についても把握しておきましょう。
- ① 水あるいは水で薄めた家庭用洗剤か専用のヨガマットクリーナーをスプレーし、マット全体をやわらかい布で拭きとりましょう。
- ② マットにスプレーした水分が残らないようマット全体を乾いた布で拭きとります。
- ③ 直接日光の当たらない風通しの良い場所に置き、完全に乾燥させます。
- ④ 完全に乾燥させ、ロール状に巻き、専用の入れ物にいれて保管します。
TPE
TPE(熱可塑性エラストマー)は新しいタイプのヨガマット素材です。エコフレンドリーな特性が魅力。この素材は軽くてにおいもありません。また、簡単に水拭きができるため、楽にお手入れができます。そのため、多くのヨガマットに広く採用されています。
PVC
PVC(ポリ塩化ビニール)は、従来からあるヨガマットの素材です。グリップ力とクッション性に優れています、そのバランスの取れた特性から、多くのヨガマットに使用されており、比較的安価なので初心者に人気のヨガマットです。また、ヨガマットを販売しているホームセンターやスポーツ用品店では、PVC製のマットがよく見られます。
EVA(ゴム)
ヨガマットに使われる天然ゴムは、安定した弾力とグリップ力があり、滑りにくいため、長期間の使用に適しています。天然ゴムはゴムの木の樹液から作られ、環境に優しい素材。一方で、合成ゴムの場合は、天然ゴムと異なり、ほとんどにおいがありません。ただし、ゴム製品はアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、ゴムアレルギーのある人は使用に注意が必要です。天然ゴム素材は、水洗いできないため、お手入れの際は、スプレーで水をかけた後、優しくカラ拭きするようにしてください。
コルク
コルク製のヨガマットは、コルクガシの樹皮から作られた天然素材で、衝撃吸収性と滑りにくさが特徴です。湿気があってもグリップ力を保ち、さらりとした肌触りで快適性をもちます。また、コルクに含まれるスベリンという成分は抗菌作用があり、清潔に保ちやすい点もポイントの1つ。コルクは断熱性もあるため、冬場に冷たさを感じにくいのも利点です。
畳・い草
畳ヨガマットは、日本伝統の畳を使用し、い草の特性で不快な臭いや有害物質を吸収します。世界中で好評を得ているい草の自然な香りは、ヨガの環境をより心地よくします。
おすすめのヨガウェア
最初は、動きやすい服で問題ありませんが、徐々にヨガポーズに慣れてきたら、ヨガウェアの購入を検討しましょう。
トップス選び
ヨガに最適なウェア選びでは、リラックスしやすいブラトップやブラパッド付きアイテムが理想。適度にフィットした、伸縮性のあるトップスは動きやすくなります。例えば、肩周りの自由な動きをサポートするタンクトップなどはおすすめです。オーバーサイズや締め付けが強い服は避け、フードやジッパー、ポケットのないシンプルなデザインを選ぶことで、ポーズ中の快適性を保ちます。
購入時の注目ポイント
- ① 動きやすい服
- ② 締め付け感がない
- ③ 動いたときに肌が見えすぎない
- ④ 通気がよく吸水速乾性がある
ボトムス選び
ヨガウェア選びは快適性が重要なポイントです。主に、あぐらのポーズ時には、ひざや股関節を圧迫しない、柔軟性のある生地とデザインが重要です。例えば、ローライズやワイドパンツは避け、ウエストがしっかりカバーされるレギンスを選ぶことで、動きやすさとプライバシーを保ちます。チャコットと共同開発した「ベーシックレギンス」は、よく見るヨガのレギンスなので何を購入してよいか悩む際は選択肢にいれましょう。スタイルが気になる場合は、ショートパンツとレギンスの組み合わせやサルエルパンツなど、フィット感とスタイルを兼ね備えたアイテムがおすすめです。
購入時の注目ポイント
- ① あぐらをかいても窮屈感がない
- ② お腹までしっかり隠せる
- ③ 裾やウエストなどが体にフィットしている
さいごに
いかがだったでしょうか。ヨガマットの特徴やメリットデメリット、ヨガウェアの選び方について解説しました。レンタルできるはじめのうちは、無理に揃える必要はありません。しかし、継続してヨガを楽しむためにも、自分にぴったりのヨガマットやヨガウェアを探しましょう。
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